土の下の約束
ソウジ(Souji)재생 8회
三月の終わりの日曜日 少し冷える朝の空気 カーテンレールを這い上がる ポトスの緑が揺れている 君が置いていった小さな鉢 いつの間にかこんなに伸びて 洗濯物をたたむ指先 部屋に広がる懐かしい響き 君が口ずさむあのメロディ 今も消えない淡い愛おし 春の光が床をなぞる 僕らは別々の道を行く 埃の粒がキラリと踊る 懐かしい記憶が今広がる 元気でいるならそれでいい 僕はここで僕を生きる 冷蔵庫の隅に眠る 君が好きだった梅干しの瓶を触る 賞味期限はまだ先と知る 開ける勇気もなくただ見送る 昨日コンビニで会ったあいつ 君の活躍を話すあいつ 「おめでとう」と願う僕 胸の奥が少しだけ弾む 春の光が床をなぞる 僕らは別々の道を行く 埃の粒がキラリと踊る 懐かしい記憶が今広がる 元気でいるならそれでいい 僕はここで僕を生きる 三年間という長い月日 半年という短い空白の時 部屋に染み付いた君の気配 今はもうただの愛しい景色 伸びすぎた葉を少しだけ切る 透明な瓶に水を満たす 新しい根っこが張るのを待つ 僕の毎日を静かに記す 君がくれたこの緑が 季節を越えて育っていく 春の光が床をなぞる 僕らは別々の道を行く 埃の粒がキラリと踊る 懐かしい記憶が今広がる 元気でいるならそれでいい 僕はここで僕を生きる コーヒーの湯気が揺れている 心は静かに満ちている 明日への歩みを重ねていく 優しく世界を愛している
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