indie folk acoustic

3月の隙間

ソウジ(Souji)

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Lyrics

三月の風は尖っていて
十年の重さを揺らす
無人のホーム 影が伸び
始発のベルを待っている
古い時計が時を刻み
僕の背中を静かに押す
自販機の熱いコーヒー
白い湯気が鼻をかすめる
線路の脇 溶けだす霜
静かな朝が満ちていく
ポケットの中の書き殴り
君に宛てたはずの言葉
ベンチの隙間に滑らせ
言わないことが僕の誠実
これでいいんだと頷いた
朝の光が目に染みる
さよならさえも置いていく
何も持たずに歩き出す
桜のつぼみはまだ固く
昨日の雨を抱いている
空っぽになったあの部屋
鍵はポストに落としたよ
君の知らない街へ行く
それが僕らの答えだと
飲み干した缶の温もり
ゴミ箱へそっと預けて
遠くで響く鉄の音
世界がゆっくり動き出す
ポケットの中の書き殴り
君に宛てたはずの言葉
ベンチの隙間に滑らせ
言わないことが僕の誠実
これでいいんだと頷いた
朝の光が目に染みる
悲しいわけじゃないんだよ
ただ少しだけ 眩しくて
新しい靴 紐を結び
一歩ずつ 踏み出していく
後悔なんて 飲み干した
苦いコーヒーの味に似て
伝えない愛があること
君には内緒のままでいい
ポケットの中の書き殴り
君に宛てたはずの言葉
ベンチの隙間に滑らせ
言わないことが僕の誠実
これでいいんだと頷いた
朝の光が目に染みる
さよならさえも置いていく
何も持たずに歩き出す
電車がホームに滑り込む
乾いた音が響き渡る
ベンチの隙間の白い紙
風に吹かれて消えていく
僕は窓の外を眺め
知らない街の名前を呼ぶ

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