滲
歌词
朝の匂い 湿ったアスファルト 十年前の 君の足音 光が跳ねて 視界が揺れる 昨夜の雨が 記憶をなぞる 揺らぐジャガーの 震えるノイズ 溶け出す境界 戻れない合図 電柱の影 落書きの文字 意味を失くした 二人の合言葉 セピアの風に 煽られるまま 名前を呼んでも 泡になるだけ カランと鳴った 空き缶の音 汗をかいてる 麦茶のグラス セピアの空に 溶けていく影 届かない場所で 揺れているだけ 眩いノイズに 飲み込まれても あの日の温度は 痺れるようで 君の輪郭 ぼやけたままで 僕の隣に ずっと浮いてる (聴こえない 声が) (見えない 影が) (溶けていく 街に) (消えていく 夢に) 商店街の 錆びたシャッター 半分溶けた 夏のデジャヴ 君が指差した 雲の形は 今の僕には もう分からない フィードバックの 壁の向こうで 笑う君だけ 鮮やかすぎる 指先に触れる 陽射しの粒 焼き切れる寸前の フィルムの熱 懐かしささえ 歪んで響く 静かな熱情が 喉を焼くから カランと鳴った 空き缶の音 汗をかいてる 麦茶のグラス セピアの空に 溶けていく影 届かない場所で 揺れているだけ 眩いノイズに 飲み込まれても あの日の温度は 痺れるようで 君の輪郭 ぼやけたままで 僕の隣に ずっと浮いてる リバースリバーブに 溺れる朝に ドローンの底で 眠る記憶 後悔じゃない 嘆きでもない ただそこにある 美しい空白 ホワイトノイズが 全てを隠し 透明な僕ら 灰になっていく カランと鳴った 空き缶の音 汗をかいてる 麦茶のグラス セピアの空に 溶けていく影 届かない場所で 揺れているだけ 眩いノイズに 飲み込まれても あの日の温度は 痺れるようで 君の輪郭 ぼやけたままで 僕の隣に ずっと浮いてる
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