透
Lyrics
雨上がりの15時 錆びたレールの匂い 裸足で歩く枕木 跳ねる水の飛沫 理由なんて何もない 景色がゆっくり滲む 金木犀の香りがする 季節外れの風が吹く 水蒸気に虹が混ざる 世界が少しだけ揺れる ここは全部思い出の続き 手のひらに乗る小さな光 失くしたと思っていた日 風の音を覚えている 優しく胸が温かくなる 私はここで息をする 透き通る記憶のカケラ 空気に溶けていく私 どこにも行かなくていい ただ揺れているだけでいい 透明な翅を持つ蛾 ひざの上で微睡む アスファルトの裂け目 白いユリの脈が跳ね 誰かの足跡が消えて 静寂がそっと重なる 電線の雀のさえずり 余韻だけが空に残る 私はただ目を細めて 時間の粒を見つめてる ここは全部思い出の続き 手のひらに乗る小さな光 失くしたと思っていた日 風の音を覚えている 優しく胸が温かくなる 私はここで息をする 水たまりに映る逆さの空 深い青の底に沈む影 くしゃみをした瞬間の匂い 誰かの襟元の記憶 それはずっとここにあった 私が見つけるのを待っていた 名前のない幸福の温度 夢と現の境界線 日が傾き始めて 茜色が街を染める カケラたちが舞い上がる 風に乗って遠くへ 私は小さく笑って 重たい瞼を閉じる ここは全部思い出の続き 手のひらに乗る小さな光 失くしたと思っていた日 風の音を覚えている 優しく胸が温かくなる 私はここで息をする 透き通る記憶のカケラ 空気に溶けていく私 どこにも行かなくていい ただ揺れているだけでいい
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