まどからのひかり
ソウジ(Souji)9 次播放
この街に来て 三年目 坂道の途中の 古本屋 埃の匂いと 昼下がり 棚の隅っこで 見つけた 見覚えのある 文庫本 君の筆跡が そこにあった 隅っこに書かれた 落書き 下手くそな 猫の絵と 授業の終わりの 合図みたいに 僕の名前が 揺れていた あの日の何気ない 時間が 今の僕を 支えてる 言えなかった 言葉たちは 春の光に 溶けてゆく ページをめくる 指先に 少しだけ 風が吹いた 優しく手を振る さよならを 胸の奥で 呟いた ラララ 遠い空 ラララ 変わらないね 僕らは 別の道を 歩き続けてる 鞄の奥に 入れっぱなし 使い古した 定期入れ 君と歩いた 通学路 桜の花びら 肩に乗って 「似合ってるね」と 笑い合った あの横顔を 思い出す 連絡先さえ 知らないけれど ページの折り目 辿れば 放課後のチャイム 響くようで 胸が少しだけ 熱くなる あの日の何気ない 時間が 今の僕を 支えてる 言えなかった 言葉たちは 春の光に 溶けてゆく ページをめくる 指先に 少しだけ 風が吹いた 優しく手を振る さよならを 胸の奥で 呟いた 後悔なんて 呼ぶほどじゃない ささいな 記憶の断片 だけどそれが 僕の全部で 今の僕を 作っている ありがとうって 言えるくらい 大人に なれたのかな あの日の何気ない 時間が 今の僕を 支えてる 言えなかった 言葉たちは 春の光に 溶けてゆく ページをめくる 指先に 少しだけ 風が吹いた 優しく手を振る さよならを 胸の奥で 呟いた ラララ 遠い空 ラララ 変わらないね 僕らは 別の道を 歩き続けてる
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