indie folk acoustic

銀の小箱と赤い実

きよ(Kiyo)

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Lyrics

母から譲り受けた
都会へと持って来た
隅には茶色の跡が
一人で迎える朝だ
蓋をそっと開けた
変わらない愛があった
指先に触れる冷たい金属の感触に
だけど眠る確かな温もりを感じ
白いご飯を詰める音だけが響き
今日を始めるための大切な儀式
真ん中に赤い梅干しを添え
おばあちゃんから続くこの道をゆけ
当たり前の優しさに触れ
心が少しずつ晴れ
ほどけていく糸の果て
春の風に吹かれ
繋がっている場所へ
帰る場所は心の中にこそあれ
繋がっている場所へ
銀の小箱が運ぶ幸せ
卵焼きは甘く焼く
焦げた匂い空に浮く
台所に立つ背中を追う
あの日の景色を今も想う
静かな勇気が胸を潤す
迷いもいつか消えていく
カランと響く音さえ愛おしくなり
一人じゃないと気づけた瞬間に
涙が少しだけ頬を伝わり
昨日の自分にさよならを告げに
真ん中に赤い梅干しを添え
おばあちゃんから続くこの道をゆけ
当たり前の優しさに触れ
心が少しずつ晴れ
ほどけていく糸の果て
春の風に吹かれ
流れる雲を見上げてそっと願う
忙しさに隠れた宝物を拾う
何気ない毎日の積み重ねを祝う
私が私であるために歌を歌おう
遠く離れた家族の声を想おう
柔らかい夕暮れに包まれて歩こう
公園のベンチに座った
夕日の色が綺麗だった
一口だけ噛み締めた
酸っぱさに瞳を閉じた
明日への力をもらった
お守りを抱きしめていた
真ん中に赤い梅干しを添え
おばあちゃんから続くこの道をゆけ
当たり前の優しさに触れ
心が少しずつ晴れ
ほどけていく糸の果て
春の風に吹かれ
繋がっている場所へ
帰る場所は心の中にこそあれ
繋がっている場所へ
銀の小箱が運ぶ幸せ

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