indie folk acoustic

底に沈んだ光

きよ(Kiyo)

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Lyrics

カバンの底の 隅っこで
指先に触れた 硬いもの
埃を払って 取り出せば
歪な形の ブローチ
裏地の布の 毛羽立ちを
なぞるたび 胸がざわめく
誰に貰った ものだっけ
忘れたはずの 落とし物
コップの結露が 垂れて落ち
輪染みが机に 広がった
カーテンが 小さく揺れる
午後の静寂が 膨らんで
ゆらゆら揺れる 三拍子
名前も出ない 遠い人
あなたの声が 少しだけ
窓の隙間に 混ざる午後
あんなに怒って 笑い合い
最後はどうして 離れたの
思い出せない さよならを
指で転がす 冬の入り口
ゆらゆら ゆらり
淡い色 ふわり
不揃いなビーズ 並んでる
下手な細工が 愛おしい
あの日の空気の 湿り気や
駅までの道の 街灯り
大したことない 記憶ほど
深いところで 眠ってる
重たい荷物を 置いたまま
私は今日を 生きている
時計の針が 進む音
乾いた喉が 鳴る音
日常が また手招きする
夢の終わりを 急かすように
ゆらゆら揺れる 三拍子
名前も出ない 遠い人
あなたの声が 少しだけ
窓の隙間に 混ざる午後
あんなに怒って 笑い合い
最後はどうして 離れたの
思い出せない さよならを
指で転がす 冬の入り口
喧嘩の理由は なんだっけ
仲直りの味は なんだっけ
全部が愛しく 思えるのは
たぶん私が 大人になったから
錆びたピンを そっと閉じて
引き出しの奥へ 戻した
ゆらゆら揺れる 三拍子
名前も出ない 遠い人
あなたの声が 少しだけ
窓の隙間に 混ざる午後
あんなに怒って 笑い合い
最後はどうして 離れたの
思い出せない さよならを
指で転がす 冬の入り口
ゆらゆら ゆらり
淡い色 ふわり

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底に沈んだ光 – きよ(Kiyo) · Kibi Music