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氷の溶ける音だけ

ソウジ(Souji)

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歌词

午前一時 狭い一室
流しに転がる 二本目の缶
製氷機の音 妙に響く
使わないはずの 機能が回る
あの日 慌てて 越してきた街
駅に近いだけの 殺風景な部屋
擦り切れたままの スリッパの音
一人のリズムに 慣れなくて
冷蔵庫のドア 隅の方
君が好きだった イチゴソース
乾いた赤が 拭き取れない
僕の不甲斐なさ 見てるみたいで
「いつか」なんて 言葉に逃げて
君のサインを 見逃していた
喉につかえた 「行かないで」が
冷えた空気に 溶けて消える
もう手遅れだと 分かってるのに
指はまだ LINEを探してる
鈍い痛みと 88のビート
一人で歩く 理由を数えて
(Ah, 吐き出す息が)
(白く濁って 消えていく)
(戻れない場所 遠くに見える)
週末の昼 癖が抜けない
二つ並べた 弁当の隙間
「忙しい」なんて 盾にしてさ
君の孤独を 放置していた
三ヶ月前から 決まってたんだね
君の瞳が 曇っていたこと
気づけなかった 自分の無知に
静かな怒りが 込み上げてくる
グラスの中で 氷が鳴った
カチリと響く 終わりの合図
窓ガラスには 自分の顔が
情けないほど 歪んで写る
「いつか」なんて 言葉に逃げて
君のサインを 見逃していた
喉につかえた 「行かないで」が
冷えた空気に 溶けて消える
もう手遅れだと 分かってるのに
指はまだ LINEを探してる
鈍い痛みと 88のビート
一人で歩く 理由を数えて
海の写真 変えたのは昨日
ロック画面が 眩しすぎてさ
遠くで響く 救急車の音
誰かの不幸を 願うわけじゃない
ただ君の幸せ 邪魔したくない
それでも胸が 張り裂けそうで
言いそびれた 言葉の山が
崩れ落ちては 灰になるだけ
冷えた床に 足を投げ出し
窓の結露を 指でなぞった
君のいない 生活の匂い
少しずつ 剥がれ落ちていく
これでいいんだと 言い聞かせても
残り香だけが 胸を締め付ける
僕は僕の 選んだ道を
鈍い歩幅で 歩いていくよ
「いつか」なんて 言葉に逃げて
君のサインを 見逃していた
喉につかえた 「行かないで」が
冷えた空気に 溶けて消える
もう手遅れだと 分かってるのに
指はまだ LINEを探してる
鈍い痛みと 88のビート
一人で歩く 理由を数えて
(Ah, 吐き出す息が)
(白く濁って 消えていく)
(戻れない場所 遠くに見える)

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