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春霞の向こう側

清緒(Kiyo)

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Lyrics

アスファルトに舞う桜
薄紅色の雪のよう
見慣れたはずの商店街
少しだけ遠く感じる
地面を見つめて歩く
影がひとつ伸びていく
風が頬を撫でるたび
銀の髪が揺れた気がして
振り返る角に誰もいない
夕焼けが目に染みる
ねえ、聞こえていますか
私はここで生きてるよ
魔法も剣もないけれど
あの日くれた勇気がある
涙はもう、寂しさじゃない
温かな光に包まれて
明日へ歩き出すよ
スーパーの袋を下げて
歩くリズム、重なる足音
焚き火の匂い、星の地図
今はもう夢のあとさき
カゴに入れた林檎さえ
君の好みに似てしまう
錆びた看板の陰に
君の気配を探している
嘘じゃない時間を抱きしめて
胸の奥が熱くなる
ねえ、覚えていますか
共に駆け抜けた荒野を
傷だらけの盾の重さも
今は私を支えてる
涙はそう、感謝のしずく
穏やかな春に溶けていく
笑顔を忘れないよ
違う空を見上げていても
繋がっていると信じられる
「さよなら」は言わない約束
また会える、その日まで
記憶の欠片、光る宝石
永遠に消えない絆
ありがとう、私の相棒
心の中に君がいる
この春の風に乗せて
想いよ届け、異空の果て
涙はもう、寂しさじゃない
温かな光に包まれて
私は前を向くよ
ありがとう

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