紫の微睡 (Purple Slumber)
きよ(Kiyo)68 plays
乾いたベルの音 足が止まる午後 錆びた赤色の棒 剥げたままの記憶 コンクリートの隙間 名もなき草の花 揺れている 風に混ざった 懐かしい匂い 石鹸の香りが 鼻先を掠める 一番透き通っていた あの頃の僕ら 何も知らずに笑った 放課後の光 手のひらの温度 今も消えない Ah 夢の跡 Ah 揺れる影 交差点の角で 手を振った君 制服の襟越し 見えた横顔 3年が過ぎて 景色は変わった 僕だけが 動けないまま ノイズに溺れる 優しい耳鳴り 胸の奥 響く 一番透き通っていた あの頃の僕ら 何も知らずに笑った 放課後の光 手のひらの温度 今も消えない ギターの雨が降る 視界が白くなる あの日 確かに 僕らはそこにいた 抱きしめたい この眩しさを 踏切が開いて 一歩踏み出す 靴音ひとつだけ 空に吸い込まれ 振り返ればもう 銀色の残像 消えてゆく 一番透き通っていた あの頃の僕ら 何も知らずに笑った 放課後の光 手のひらの温度 今も消えない Ah 夢の跡 Ah 揺れる影
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