五
Lyrics
梅雨明け一週間の路地 五階へ続く階段の文字 ピンクのカトレア 誘うタイル 秘密の扉を開けるファイル 熱帯の葉が揺れるフロア 僕らを招く真鍮のドア マンダリンソーダ 氷が鳴る オレンジピールの香りが舞う ストロー越しに目が合う瞬間 溶け合う二人の 秘密の空間 針を落とす ボサノヴァのリズム 君と僕との 揺れるプリズム 知らないバンドの 名前を呼んで 少しだけ 近くにいて 溶け出した 氷の音さえ 恋の合図に 聞こえる午後 五階の植物園で 二人は夢を見る 五階の植物園で レコードは回り続ける 襟元に付いた 白い猫の毛 指摘できずに 目を逸らしたね 外を駆けてく スケボーの音 マッチ箱には 昔の夢の跡 置き忘れた ビニール傘 不意に重なる 二人の肩 色褪せたジャケット 眺めて 七十年代の 風に吹かれて ミントのタブレット 噛み砕いたら 言葉が不意に 溢れ出した 針を落とす ボサノヴァのリズム 君と僕との 揺れるプリズム 知らないバンドの 名前を呼んで 少しだけ 近くにいて 溶け出した 氷の音さえ 恋の合図に 聞こえる午後 Bluetoothを切って 静寂を聞こう 「坂を上って 夜景を見よう」 誘われた瞬間に 鼓動が跳ねる 夕暮れの街が 輝きはじめる 秘密を共有した 二人の距離 魔法にかかった 五階のしおり 針を落とす ボサノヴァのリズム 君と僕との 揺れるプリズム 知らないバンドの 名前を呼んで 少しだけ 近くにいて 溶け出した 氷の音さえ 恋の合図に 聞こえる午後 五階の植物園で 二人は夢を見る 五階の植物園で レコードは回り続ける
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