琥
Lyrics
軋む床の音 ベニヤの歌声 日焼けした背表紙 そっと撫でた インクの匂い 春の風に 混ざり合って 消えていく おばあさんの手 いつもの飴玉 甘くて苦い 苺の味 「またおいで」と 笑う声が 胸の奥で 震えてる 当たり前の 景色の中 宝物が 隠れていた 戻れない日 愛しくて 物語の ページをめくる 新しい わたしに出会う さよならは 言わないままで この場所を 抱きしめてる ずっとずっと 忘れないよ 温かな この光を 棚の隅っこ 隠した落書き 幼い夢の 足跡たち 今のわたしを 見守るように 静かにそこに 並んでる 遠い街へ 踏み出す靴 少しだけ 震えてるけど 勇気を今 抱きしめて 物語の ページをめくる 新しい わたしに出会う さよならは 言わないままで この場所を 抱きしめてる 不安な夜も 迷う朝も ここに帰れば 大丈夫と 本棚たちが 囁いている わたしの背中 押してくれる 物語の ページをめくる 新しい わたしに出会う さよならは 言わないままで この場所を 抱きしめてる 戸の鈴が鳴る 春の足音 「またいつか帰ってくるよ」 ずっとずっと 忘れないよ 温かな この光を
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