歌词
雨上がりのアスファルト オレンジの街灯が揺れて 水たまりを避けたとき 不意に胸が痛んだの あの日失くした長靴 片っぽだけの足跡 遠い夏の落とし物 今もそこにあるようで バス停の錆びたベンチ あなたの細い指先 「またね」と笑った声が 霧の中に消えていく 忘れ物はずっと 心の奥で待ってる あなたの手のひらの お日様の匂い さよならも言えずに はぐれてしまったけれど 涙の向こう側で 今も温かいよ ゆらり ゆらり 揺れる 記憶の影 梅干しの種を飲み込んで 泣きべそをかいた縁側 おばあちゃんが笑って 「お腹で芽が出るよ」って 埃をかぶった本棚 古い母子手帳の隅 幼い私の名前 滲んだ文字が愛しい 最後だと知っていたら もっと強く握ったのに 戻れない時間の砂 指の間 こぼれてく 忘れ物はずっと 心の奥で待ってる あなたの膝の上 読みかけの絵本 ごめんねが言えずに 季節は過ぎたけれど 頬を伝う雫が 答えを教えてる 雨に濡れたあの靴は 今頃どこにいるかな 誰かの小さな足を そっと守っているかな 優しさに包まれて 眠っているのかな 忘れ物はずっと 心の奥で待ってる あなたの手のひらの お日様の匂い さよならも言えずに はぐれてしまったけれど 涙の向こう側で 今も温かいよ きっとどこかで 君は待ってる きっとどこかで 笑っている ふわり ふわり 消える 夏の終わり
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