三十六時間の呼吸
ソウジ(Souji)77 plays
物置の奥底から 埃を払ったなら 懐かしい宝 10年が今さら 電池を入れ替えたら 蓋を開けてみたなら 青いマジックの文字 滲んだままの指示 曇った盤面のあと 残る指紋のあと 回るディスクの音 時間が溶けだすよ 淡い光のほう 記憶が揺れるの 雨の校門の影に 温かいミルクティー 半分このイヤホンに 君の好きなメロディ 何も言わないままでいい 満たされていた日 17歳のままの僕に 会えたような心地 溶けてゆく 今の空気に 重なる雨音 優しく包むよ 机の奥底に 眠る黄色い手紙 角が少し折れて 言葉は閉じられたままに あのバンドの響き サビの手前の吐息 君が笑うたびに 僕も笑ったのに 雨の校門の影に 温かいミルクティー 半分このイヤホンに 君の好きなメロディ 何も言わないままでいい 満たされていた日 17歳のままの僕に 会えたような心地 会いたいわけじゃない 悲しくもない ただその時間が あったことの願い 今の僕を温める 不思議な魔法みたい 過去も現在も 等しく愛おしい 窓の外の雨が あの日と重なって 部屋の空気さえ 甘く色づいて ピアノが跳ねて リズムを刻んで 僕は目を閉じて まどろみに沈んで
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