lofi anime

三十六時間の呼吸

ソウジ(Souji)

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Lyrics

電車を二回 乗り継いだ先
駅のベンチに 置いたままの意識
ポケットの中 空っぽの重さ
指先がまだ 光を探して
無意識に 少しだけ震えた
湖の淵 座り込んでみる
苔の湿り気 指に残って
冷たい風が 頬をなでていく
分刻みの 針の音さえ
波の音に 溶けて消えた
雲が流れる 速さでいい
名前のない 色を眺めて
ただそこに 座っているだけ
呼吸の熱を 確かめるように
ほどけていく 肩の力
遠くで漕ぐ オールの音
水面を滑る 静かな影
焚き火の爆ぜる 小さな合図
揺れるリズムは 不規則なまま
明日の予定 書き込んだノート
遠い国の おとぎ話みたい
空が紫に 染まるのを待つ
三十分が ただ過ぎていった
松ぼっくりが 砂に落ちた音
誰も急かさない この場所で
やるべきことの リストの文字が
水に濡れて 滲んで消える
雲が流れる 速さでいい
名前のない 色を眺めて
ただそこに 座っているだけ
呼吸の熱を 確かめるように
ほどけていく 肩の力
引き出しの奥 眠っていた
あの日の石の 白い輝き
幼い僕が 拾い上げた
掌の冷たさ 蘇ってくる
何も持たずに 笑っていた頃
砂に染み込む 水のように
尖った心 丸くなっていく
三十六時間 ただの人間
名前も肩書きも 風に預けて
葦が擦れる 微かな調べに
まぶたを閉じて 身を任せてみる
雲が流れる 速さでいい
名前のない 色を眺めて
ただそこに 座っているだけ
呼吸の熱を 確かめるように
ほどけていく 肩の力
遠くで鳴いた 鳥の声
湖の底へ 沈む夕陽

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