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溶けた氷と五年の栞

ソウジ(Souji)

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Lyrics

閉店前の ベルが鳴り
琥珀の街が 遠ざかり
ホットミルクの 膜を割り
一人の時間に 身を浸し
指の温度が カップに残り
静かな夜が そっと降り
棚に残った 古い本
めくる指先 震える音
挟まっていた 映画の券
あの日描いた 遠い線
レモンスカッシュ 氷が溶けて
約束だけが 波に寄せて
海へ行こうと 笑い合って
季節は巡り どこかへ消えて
淡い記憶が 胸に満ちて
それでいいのと 独り言て
揺れる蛇腹の アコーディオン
窓を震わす 低い音
過ぎた月日は 砂のよう
僕を包み込む 影のよう
窓の外では 古いチャリ
チリンと鳴らす 影送り
アコーディオンが 窓を揺らし
優しい嘘を 噛み殺し
名前も出ない 誰かの顔
今は穏やかな 風の跡
五年の月日 栞にして
僕は僕を 許しにきて
破れた半券 指先で
なぞるリズムは 夢の果て
レモンスカッシュ 氷が溶けて
約束だけが 波に寄せて
海へ行こうと 笑い合って
季節は巡り どこかへ消えて
淡い記憶が 胸に満ちて
それでいいのと 独り言て
後悔なんて ひとつもない
ただこの風が 心地よい
時間は熟して 苦味を帯び
僕は静かに 夢を削ぎ
レコードの針 飛ぶように
愛おしい日々を 歌うように
最後の客が 席を立ち
僕は時計の 針を無視
レモンの皮の 苦い味
これが僕らの 終止符
針を落とした 記憶の溝
溶けて消えゆく 白い嘘
レモンスカッシュ 氷が溶けて
約束だけが 波に寄せて
海へ行こうと 笑い合って
季節は巡り どこかへ消えて
淡い記憶が 胸に満ちて
それでいいのと 独り言て
揺れる蛇腹の アコーディオン
窓を震わす 低い音
過ぎた月日は 砂のよう
僕を包み込む 影のよう

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