lofi anime

潮騒とグレープフルーツ

ソウジ(Souji)

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Lyrics

十年ぶりの坂道を
潮の香りが追い越していく
古びたカフェのテラス席
グレープフルーツエールを頼む
帆布が風に擦れる音
遠くで揺れる青いパラソル
砂の上に残った
誰かのサンダルの足跡
満ちては引いていく波に
少しずつ溶けて消えていく
足早に過ぎた日々も
焦って転んだ傷も
波がさらってくれたら
笑えるんだよ
不器用なあの夏も
今の僕なら抱きしめられる
すべてが愛おしいと
そう言えるんだよ
ゆるやかに流れる
古いレゲエの調べに
身を任せているだけで
心が解けていく
ポケットを探ってみれば
君にもらった缶バッジ
錆びついた銀色の縁が
僕の指先に触れている
店の壁の隅っこに
うっすら残るヤシの木
二人で描いた落書きが
まだそこにはあったんだ
将来への焦りも
言い過ぎたあの日の後悔も
潮風に晒されて
角が取れて丸くなった
足早に過ぎた日々も
焦って転んだ傷も
波がさらってくれたら
笑えるんだよ
不器用なあの夏も
今の僕なら抱きしめられる
すべてが愛おしいと
そう言えるんだよ
戻りたいわけじゃない
ただ思い出しているだけ
あの頃の不格好な僕を
遠い空から眺めるように
ゆっくりと時間が
過去を優しく洗ってくれる
スピーカーから漏れる音
ダブの残響に揺られて
一人の午後が過ぎていく
何もなくて満たされている
君のいないこの景色も
今はただ美しく見える
巡り巡る季節の中で
僕は僕を許せたんだ
足早に過ぎた日々も
焦って転んだ傷も
波がさらってくれたら
笑えるんだよ
不器用なあの夏も
今の僕なら抱きしめられる
すべてが愛おしいと
そう言えるんだよ
ゆるやかに流れる
古いレゲエの調べに
身を任せているだけで
心が解けていく
カセットテープのノイズ
砂を踏むようなリズム
夕暮れが近づいて
空がオレンジに染まる

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