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地下街のコンコース、午前五時の鉄の味

きよ(Kiyo)

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Lyrics

始発待ち 地下街の底
自販機の 缶の底
湿った 雫が 腕を這う
冷たい 鉄が 牙を剥く
片足だけ 削れた靴
防犯カメラ 赤い目
誰も私を 見ちゃいない
誰も私を 救わない
三年前の 抜け殻が
改札へと 消えていく
他人のふり 視線落とす
フライヤーの 角が折れる
世界は 平然と 回る
鉄の味 舌で 弄る
自由だなんて 笑わせる
身体の 芯が 震えてる
コンクリートの 街を蹴る
孤独な熱を 抱きしめる
全部 壊して
全部 忘れて
午前五時の
鉄の味
中古のサックス 響く音
下手くそな 記憶の音
信号無視の 自転車で
駆け抜けた あの日の風
通勤客の つま先だけ
流れていく 景色だけ
別れなんて なかったと
唇を 強く 噛み切る
防犯カメラ 瞬き
赤い光 突き刺さり
他人のふり 完璧に
私は私に 戻るだけ
世界は 平然と 回る
鉄の味 舌で 弄る
自由だなんて 笑わせる
身体の 芯が 震えてる
コンクリートの 街を蹴る
孤独な熱を 抱きしめる
断絶
不協和音
嘘
呼吸
境界線
溶ける
午前五時
壊せ
全部
壊せ
笑えるくらい
空っぽだ
背中を預けた コンクリート
肺の中 溜まった 淀み
吐き出せば 白い 溜息
不意に 笑みが 漏れていく
全部 壊れたって
別に 悪くない
世界は 平然と 回る
鉄の味 舌で 弄る
自由だなんて 笑わせる
身体の 芯が 震えてる
コンクリートの 街を蹴る
孤独な熱を 抱きしめる
全部 壊して
全部 忘れて
午前五時の
鉄の味

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