Lyrics

午前零時の高架下
アスファルトの隙間
芽吹く緑の鮮やか
電車の音は遥か
記憶の端の確か
呼吸を止めて密か
喉に張る薄い氷
秘密基地の跡の埃
鉄の柵が語る祈り
声にならないこの独り
剥がれ落ちた名残
夜の淵の巡り
はじける泡の透明度
タイルの目地の白粉
インクが滲む封筒
記憶を繋ぐ滑走路
歪む景色の整合
胸を叩く鼓動
金属の音が舞う
雨の匂い漂う
欠片を一つ拾う
静かに指を添う
過去をそっと救う
今の自分を疑う
消しゴムカスの重なり
時間のズレの塊
遠い日の残り
影をなぞる指先
冷たい水の吐息
静寂だけの景色
薄れて消える残像
不完全な結晶
ズレたままの昨日
歩き出す為の歩道
静かなる変容
細胞の反応
ズレた隙間の風
光を孕む影
喉を震わす震え
時間を越え
新しい芽
ただ前を見据え
溶けて消えゆく氷
残響だけの独り
静かな再生の祈り
夜が明けるまでの灯り

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