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六階の静寂

ソウジ(Souji)

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Lyrics

十一月の風が吹く
六階の隅で息を吐く
薄い雲が流れて行く
今日が静かに過ぎて行く
半年前に買った本
擦れた表紙の文庫本
一文字も進まない
それでいいと言い聞かせたい
銀杏が三枚舞い落ちる
湯気が静かに溶けて消える
何もしないで満たされる
冬の気配に揺れている
遠くで誰かが笑ってる
僕もここで息をしている
ポケットの硬貨が落ちる
コンクリートの上で跳ねる
小さな音が響き渡る
静寂の中に溶けて行く
パンジーの鉢植えの隣
コインが落ちたその響き
子供たちの声の遠き
夕暮れに染まるこの街
読み進められない本
手垢のついた文庫本
景色ばかりを見ている
それでいいと感じている
銀杏が三枚舞い落ちる
湯気が静かに溶けて消える
何もしないで満たされる
冬の気配に揺れている
遠くで誰かが笑ってる
僕もここで息をしている
銀杏が三枚落ちる時
湯気が消えていく不思議
静かに流れるこの時
僕だけの秘密の儀式
何も持たないこの手つき
冬を待つだけの吐息
銀杏が三枚舞い落ちる
湯気が静かに溶けて消える
何もしないで満たされる
冬の気配に揺れている
遠くで誰かが笑ってる
僕もここで息をしている

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