残
歌词
潮風が 頬を刺す 重機の音が 響く 錆びたゲートの 向こう 終わりの合図が 鳴る 誰もいない 遊園地 砂に埋もれた 記憶 冷たい空気 震えて 僕は一人 立ち尽くす 最後の一台に 乗り込んで 埃を払った 指先が 見つけたのは 一枚の 色褪せた チェキの笑顔 震える手紙の 文字が 胸の奥を 突き刺した 夕焼けに 染まる空 君の声が 聞こえた 「ここで花火を 見よう」 届かない 約束が 胸の奥で 火を灯す 今さら 涙が溢れる オレンジに 溶けていく 二人の影を 探して 消えないで 灯火よ 消えないで あの日の僕ら 十年の 月日が流れ 僕は大人に なった 汚れた 作業服で 夢を忘れていたよ 「ぎいっ」と鳴る 鉄の音 風が時間を 戻す あの日と同じ 角度で ゴンドラが 揺れている 幼い日の 筆跡が 僕を強く 責めるように だけどどこか 優しくて 解体の日を 照らした もうすぐ 全てが消える 瓦礫の山に 変わる 夕焼けに 染まる空 君の声が 聞こえた 「ここで花火を 見よう」 届かない 約束が 胸の奥で 火を灯す 今さら 涙が溢れる オレンジに 溶けていく 二人の影を 探して 壊れていく 景色の中に 褪せない愛が 眠っている エンジン音が 掻き消しても この鼓動は 止められない たとえ明日には 何もかも 無くなって しまうとしても 僕だけは 覚えている 君との 遠い約束を 夕焼けに 染まる空 君の声が 聞こえた 「ここで花火を 見よう」 届かない 約束が 胸の奥で 火を灯す 今さら 涙が溢れる 全てが 過去になっても この光は 離さない 忘れない 永遠に 忘れない 君との夏を
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