泡
歌词
三十階の窓の外 にじむネオンは11月 秘書として積んだ七年 タイトな服が馴染んでる シャンパンは冷えたままで 独りの夜を深めてゆく 不意に入り口をよぎる 懐かしいあの日の背中 世界を巡るカメラマン 噂は風に聞いていた グラスの縁で止まる指 泡の向こうに透ける夢 あなたは自由な旅路へと 私は確かな日常へ どちらも嘘じゃないけれど 少しだけ胸が震えてる 揺れるライト 消えるライト 夜の果てまで 追いかけない 傘を忘れて駆けた午後 濡れた肩先が冷たくて 名刺入れの奥に潜めた モノクロの写真は宝物 カナッペを噛みしめるたび 遠い記憶が目を覚ます 声をかけるほど若くない 見送るほどには枯れてない 都会のノイズに紛れて あなたの影を探していた グラスの縁で止まる指 泡の向こうに透ける夢 あなたは自由な旅路へと 私は確かな日常へ どちらも嘘じゃないけれど 少しだけ胸が震えてる オリーブの塩気が刺さる バーの空気は甘いままで 隣のカップルの笑い 幸せの形はそれぞれ 戻れないから美しい 今の自分を許したい あなたはもう気づかない 私はここで微笑むの 明日の朝にはまた 完璧な自分に戻る シャンパンの最後の一滴 都会の空に捧げましょう グラスの縁で止まる指 泡の向こうに透ける夢 あなたは自由な旅路へと 私は確かな日常へ どちらも嘘じゃないけれど 少しだけ胸が震えてる 揺れるライト 消えるライト 夜の果てまで さよならさえ
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