銀河のしおり
ソウジ(Souji)62 lượt phát
十二年ぶりの坂道 オレンジの風が吹く のれんが揺れる音 あの日のままの場所 鍵をかけたはずの 記憶が解けてゆく 磨り減ったタイルの床 冷たい感触が残る 番台の割れたメガネ 時間が止まったみたい 湯気の中に笑い声 当たり前の永遠を 信じていたあの夏 胸の奥が熱くなる 失くして気づく宝物 君に言えなかった言葉 今なら届く気がした ふわりと 揺れる 記憶の 残り香 スイカを分けた縁側 種を飛ばして笑った 祖父のヘタクソな冗談 響く高い天井 すりガラスの模様が 足元を染めてゆく 閉店を告げる文字 寂しさは優しさになる 不器用な僕たちの 幼い日々を包む 湯気の中に笑い声 当たり前の永遠を 信じていたあの夏 胸の奥が熱くなる 失くして気づく宝物 君に言えなかった言葉 今なら届く気がした 「ありがとう」の一言 喉に詰まったままで 大人になったけれど この温もりがあるから 僕は明日を歩ける 優しく手を繋いで 湯気の中に笑い声 当たり前の永遠を 信じていたあの夏 胸の奥が熱くなる 失くして気づく宝物 君に言えなかった言葉 今なら届く気がした ふわりと 揺れる 記憶の 残り香
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