shoegaze

銀の露、錆びた線路

ソウジ(Souji)

81 воспр. · 0 в избранном · 4:32

Текст

雨上がりの朝
濡れた萩の花
俯く紫
鉄の匂いが
靴底に残る
五十年越しの
夢の跡を辿る

コンクリートの壁
消えかけた文字
君の声の断片
風にさらわれて
歪む視界の先
揺れている

レールの上を
ふざけて歩く
白い襟元
揺れる幻
あの日言えなかった
言葉だけが
轟音の中に
溶けていく

溶けていく
消えていく
銀の霧へ

ひんやりとした
トンネルの奥
昨日のような
遠い記憶
錆びた粉が
指先に触れる
二度と会えない
予感もなくて

何でもない会話
途切れたままで
露の粒が光る
朝陽を反射して
指を伸ばしても
届かない

レールの上を
ふざけて歩く
君の背中を
追いかけてみる
伝えられなかった
愛の形
銀の霧へと
消えていく

振り返れば
ただの光
露の粒が
弾けるリズム
夢と現の
淡い境界
僕は一人で
立ち尽くしている
空は高く

レールの上を
ふざけて歩く
白い襟元
揺れる幻
あの日言えなかった
言葉だけが
轟音の中に
溶けていく

それでもこの道を
歩くたび
同じ風が
胸を撫でる
瞼を閉じて
保存する光
静かな諦観
優しさだけ

Комментарии (0)

0/500

Загрузка…