rock

常春の墓標 〜硝子の温室にて〜

ソウジ(Souji)

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Letra

白銀の吐息が 硝子を曇らせて
埃舞う温室 密やかなる揺り籠
チェンバロの針が 記憶を突き刺せば
甘い腐敗の香 肺を満たしてゆく

足元に散らばる 枯れた蘭の残骸
置き去りのスカーフ 絹の肌触りよ
外は凍てつく死 中は偽りの春
僕は迷い込んだ 迷宮の深淵へ

心音の鼓動が 速度を上げてゆく
境界線は溶け 意識は遠のいて
君を呼ぶ声さえ 鐘の音に消える

このまま僕を 蔦で縛り付けて
永遠の眠り 共に朽ち果てたい
届かぬ指先 硝子の壁越しに
君は美しく 止まった時の檻
裂けるような叫び 虚空を舞うファルセット
僕は生に縛られ 君は死に抱かれる

絡まる緑 縫い留められた夢
白く染まる世界 独り取り残され

蔓が這い回り 君を縫い留めてる
透き通るその肌 触れれば壊れそう
雪は降り積もり 視界を白く染め
僕だけが独り 生の世界に居る

重なる不協和音 焦燥が加速する
ビロードの闇に 指先を沈めて
叶わぬ誓いが 鎖に変わる頃

このまま僕を 蔦で縛り付けて
永遠の眠り 共に朽ち果てたい
届かぬ指先 硝子の壁越しに
君は美しく 止まった時の檻
裂けるような叫び 虚空を舞うファルセット
僕は生に縛られ 君は死に抱かれる

嗚呼 狂おしいほど 孤独な楽園よ
陶酔の淵で 終わりを待ちわびる
生者の体温が 呪いのように熱い
同じ場所へは 行けないと知っても
ただ愛している 朽ちてゆくその姿を

このまま僕を 蔦で縛り付けて
永遠の眠り 共に朽ち果てたい
届かぬ指先 硝子の壁越しに
君は美しく 止まった時の檻
裂けるような叫び 虚空を舞うファルセット
僕は生に縛られ 君は死に抱かれる

硝子の棺に 閉じ込めた永遠
蘭の香りに 溺れて消えたい

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