栞
Letra
閉館後の冷えた空気 肺の奥まで入り込み 静寂だけが響く部屋 僕は一人で歩き出す 紙の匂い 満ちる夜 古い棚の隙間へと 指をかけて 扉開く 秘密の場所 始まるよ 一歩進むたび 景色が揺れる 右の通路が 左へ消える 背表紙の色 虹に変わって 昨日食べた パンの味がした 不規則なビート 刻む心臓 昨日の僕と 今が繋がる 栞の紐を 強く握って 無限の書架を 泳いでいくよ 例外だらけの ルールの中で 思考はループ 繰り返すけど 解けない謎が 心を躍らす 出口はいらない このままでいい 世界の解像度 上がっていくんだ バラバラなピース 抱きしめるよ カッティングの 鋭い音 ページを捲る 風が吹く カッティングの 鋭い音 迷いながら 僕は笑う 湿り気を帯びた ページの端 古い詩集の 余白のメモ 誰かの筆跡 震えている 子供の頃の 約束の場所 いつか話そうと 思ってた客 淡い横顔 重なり合って 論理を越えて リンクしていく 意味のないこと なんてないさ ほつれた糸が 指に絡まる 分類できない 感情の束 法則見つけりゃ また裏切られ 心地よい混乱 溺れていくよ 不意に切り替わる リズムに乗って 明日の僕を 探しに行こう 栞の紐を 強く握って 無限の書架を 泳いでいくよ 例外だらけの ルールの中で 思考はループ 繰り返すけど 解けない謎が 心を躍らす 出口はいらない このままでいい 世界の解像度 上がっていくんだ バラバラなピース 抱きしめるよ 完璧な分類 探していたね 正しいルート 欲しがっていた だけどこの場所は 教えてくれる 断片こそが 僕の証拠だ 昨日の失敗 今日の微笑み 全てが等価な 命の欠片 複雑なまま 愛せばいいさ 入り組んだまま 進めばいいさ リズムが跳ねる 514拍子 視点がずれて 世界が光る リズムが跳ねる 718拍子 確信へと 変わっていくんだ 栞の紐を 強く握って 無限の書架を 泳いでいくよ 例外だらけの ルールの中で 思考はループ 繰り返すけど 解けない謎が 心を躍らす 出口はいらない このままでいい 世界の解像度 上がっていくんだ バラバラなピース 抱きしめるよ カッティングの 鋭い音 ページを捲る 風が吹く カッティングの 鋭い音 迷いながら 僕は笑う
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