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水蒸気の境界線

ソウジ(Souji)

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Lyrics

上映終了のサイン
閉まったミニシアター
軒先で立ち止まる
傘を忘れたことに
今さら気づいた朝
少しだけ肩が濡れる

アスファルトの冷たさ
閉店した店の残り香
ほろ酔いが醒めていく
コンクリートの匂い
静かすぎる路地裏

水たまりに溶ける
ピンクと水色のネオン
歪んだ記憶の断片
踏みつけて歩くよ
君の温度はもう
街の音に紛れた

滲んでいく
消えていく
ただそれだけ

ポケットの中には
古いカセットテープ
プラスチックが擦れる
あの頃のプレイリスト
中身はもう忘れた
ただ持っているだけ

壊れたコインロッカー
誰かのドライフラワー
道端に置き去りで
自販機のぼやけた光
僕らを照らしてた
そんな気もしている

水蒸気が上がって
過去が白く霞むよ
後悔はないけれど
少し胸がひきつる
優しい哀愁の中

水たまりに溶ける
ピンクと水色のネオン
歪んだ記憶の断片
踏みつけて歩くよ
君の温度はもう
街の音に紛れた

くだらない笑い合い
交わした約束の先
結末はどうなった?
誰も知らないままで
時計の針だけが
静かに進んでいく

人通りが消えた街
カセットのヒスノイズ
耳元で鳴り響く
空っぽの景色の中
僕は一人でいい
歩き続けるから

水たまりに溶ける
ピンクと水色のネオン
歪んだ記憶の断片
踏みつけて歩くよ
君の温度はもう
街の音に紛れた

滲んでいく
消えていく
ただそれだけ

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