ラスト・アンタレス
ソウジ(Souji)16 Wiedergaben
校舎裏の砂浜 波の音が響く 擦り切れたサンダルの 鼻緒が少し痛い 手持ち花火の束 火を分け合ってみる 火薬の匂いがした 夏の終わりの匂い 結露したペットボトル 麦茶はぬるくなって 君の笑い顔が 火花に照らされる 揺れる小さな光 消えそうで見つめてた まばたきも忘れてさ 胸に焼き付けてた 明日になれば君は 知らない街のバス停 僕だけが残される 静かな夜の終わり 潮風が冷たくなる 覚えておくよ 君が指さした二等星 いつかまた違う空で 見上げた瞬間に 全部の時間がつながる 出会えてよかったなんて 今はまだ言わないけど 光の跡をなぞるよ ラララ 響く波 ラララ 星の瞬き 「あっちでも元気でな」 わざと軽い口調で 君の肩を叩いた 少しだけ強すぎたかな 鼻をすする音を 波がさらっていく 「またな」って言葉だけ 宙に浮いたままで 遠くの灯台が 規則正しく光る 僕らの残り時間は あとどれくらいだろう あと少しだけこのまま 忘れないでおくよ 砂に書いた名前が 波にさらわれて消えても ここにある温もりは 誰にも消せやしないから サヨナラは言わないでおこう また会うための合言葉 二等星を見上げてさ ピアノが静かに跳ねて グロッケンが星を降らす 思い出という名の輝きが 僕らを強くさせる どんなに離れていても 同じ夜を越えていける 覚えておくよ 君が指さした二等星 いつかまた違う空で 見上げた瞬間に 全部の時間がつながる 出会えてよかったなんて 今はまだ言わないけど 光の跡をなぞるよ
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