歌詞
三年の月日が積もった奥 使い道のなくなった道具 骨の折れたままの傘を解く 静かな朝の光が届く 冷たいペンチを握る指先 雨上がりの庭の匂い 記憶を繋ぎ合わせるみたい 一人で静かに笑いたい コーヒーを淹れる手の安定 猫に話しかける時の声 誰かに傘を貸す時の手 全部あなたから貰った種 今の私を動かす風 激しくぶつかり合った後悔 二人で歩いた川の堤防 今はもう遠い日の光景 すべてが私の今の原型 階下の住人が新聞を取り 遠くで子供が笑い走り 世界はゆっくり動き出し 私は心で深く頷き コーヒーを淹れる手の安定 猫に話しかける時の声 誰かに傘を貸す時の手 全部あなたから貰った種 今の私を動かす風 手放す必要なんてないこと 抱きしめ直す必要もないこと ただ私の体の一部として 静かにここで息づくこと コーヒーを淹れる手の安定 猫に話しかける時の声 誰かに傘を貸す時の手 全部あなたから貰った種 今の私を動かす風 修理を終えた傘を立てかけ ベランダの雫が音を立て 新しい一日を追いかけ 私は扉を静かに開け
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