math rock

現像される他人の朝

きよ(Kiyo)

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Lyrics

高架下の冷たいコンクリート
アスファルトの隙間に落とし物
明け方の風が運ぶ音
期限切れを巻き上げる音
指先に残る金属の感触
数ヶ月前の時間が動く
薬品のにおいが鼻を突く
暗室で誰かの記憶が浮く
くしゃくしゃに笑う横顔
止まったままの電光掲示板の青
雨に滲んだ花壇の向こう
知らない朝を写す現像
光の粒子が爆ぜる
視界が白く混ざる
(Glitch Noise / Polyrhythmic Drums)
私の持ち物だったはずの箱
いつの間にか誰かの記憶の窓
駅のホームで見知らぬ影と
ぼやけた指先が語る過去
7拍子の拍動が速まる
9拍子の意識が重なる
15拍子の視界が歪まる
5拍子の鼓動が止まる
くしゃくしゃに笑う横顔
止まったままの電光掲示板の青
雨に滲んだ花壇の向こう
知らない朝を写す現像
(Glockenspiel Solo / Clean Tapping Guitar)
私も誰かの背景の中
落とした記憶の断片になる
世界が1ミリだけずれる
優しい違和感に触れる
フィルムを巻くレバーの重み
現像液に浸かる痛みの重み
知らない誰かの日常の重み
私の知らない私の重み
アスファルトのひび割れ
フィルムの巻き上げ音
薬品のにおい
止まった電光掲示板
指先
くしゃくしゃに笑う横顔
止まったままの電光掲示板の青
雨に滲んだ花壇の向こう
知らない朝を写す現像
光の粒子が爆ぜる
視界が白く混ざる
このカメラを
またどこかに落としたら
次は誰の
手元に届くのだろう

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