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栞の温度

きよ(Kiyo)

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Lyrics

12月の夕暮れ 湿るアスファルト
路面電車の音 遠く揺れる音
古本屋の軒下 灯るオレンジ
インクの匂いに 混じる霧雨
棚の隅で見つけた 詩集の背表紙
指先が触れた 懐かしい手触り
余白に踊る 誰かの走り書き
見覚えのある 癖のある文字
ページを捲れば 落ちた半券
あの頃通った 下北のライブハウス
君が笑ってた 記憶の断片
不意に重なる 今日の静寂
違う場所に立って 呼吸をしてる
描いた未来と 少し違うけど
あの日の曇り空 抱きしめて歩く
君との時間が 今を彩る
さよならさえも 優しい灯り
無駄じゃないと 笑える気がする
巡る季節の 柔らかな層
溶けていく 記憶の輪郭
深夜の散歩道 終わらない夢想
冷えた缶コーヒー 共有した熱
「いつか」の話は どこへ消えたの?
答えは出さずに 街は動き出す
同い年の君は 今どこにいる?
同じ空の下 誰と笑ってる?
連絡を絶って 数年が過ぎて
角が取れた 痛みの残り香
書き込まれた詩 誰かの祈り
それはいつかの 私たちの声
偶然出会った 過去の忘れ物
カバンに仕舞って 街へ踏み出す
違う場所に立って 呼吸をしてる
描いた未来と 少し違うけど
あの日の曇り空 抱きしめて歩く
君との時間が 今を彩る
さよならさえも 優しい灯り
無駄じゃないと 笑える気がする
MPCのビート 刻む足取り
9thのコードが 夜を溶かす
ビニールのノイズ 愛おしいノイズ
不完全なまま 続いていく日々
それでいいんだと 頷く帰り道
違う場所に立って 呼吸をしてる
描いた未来と 少し違うけど
あの日の曇り空 抱きしめて歩く
君との時間が 今を彩る
さよならさえも 優しい灯り
無駄じゃないと 笑える気がする
巡る季節の 柔らかな層
溶けていく 記憶の輪郭

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