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15分の余白

きよ(Kiyo)

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Lyrics

湿った風が 頬を撫でてく
アスファルト 弾ける雨の粒
逃げ込んだのは 街の片隅
セピアに沈んだ 純喫茶の入り口
カランと鳴った 乾いたベルの音
古い映画の 台詞が混じるノイズ
琥珀色の空気が 肺を満たして
止まったままの 時計が笑ってる
窓際の席 君の横顔
雨粒が窓を 滑り落ちていく
世界から切り離された 狭い箱庭
僕らはただ 静寂を分け合う
名前も知らない 二人のエチュード
解けて消える 湯気の向こう
二度と会えなくても 構わないよ
この温度だけは ずっと消えない
言葉にしない 贅沢な距離で
僕らは自由になれる
同じ時間を 泳いだ証を
胸の奥底 そっと仕舞うだけ
(Uh, shared time...)
(Just a gap in the day...)
君の指先 青い絵の具の跡
めくるページ 走る鉛筆の音
ちらりと見えた スケッチの端
不器用に笑う 鴨の眼差し
角砂糖 二つ 沈めたカップ
甘い香りが 思考をジャック
混ぜるスプーンの 音だけが響き
日常の亀裂に 落ちていく意識
誰かの忘れ物 ビニール傘
透明なまま 立てかけられたまま
名前を呼ぶ 理由なんてない
ただそこに在る ことが全て
名前も知らない 二人のエチュード
解けて消える 湯気の向こう
二度と会えなくても 構わないよ
この温度だけは ずっと消えない
言葉にしない 贅沢な距離で
僕らは自由になれる
同じ時間を 泳いだ証を
胸の奥底 そっと仕舞うだけ
深く関わり合わなくても
心が触れ合う 瞬間はある
特別なロマンスは いらない
この冷めたカフェオレが 証言者
雨上がりの匂い 差し込む光
15分間の 永遠の欠片
雨が上がった 雲の切れ間
君は静かに 本を閉じた
立ち上がる椅子 軋む音さえ
愛おしく感じる 奇妙な朝
僕はまだここに 少しだけ残る
君の残像と 湿った空気
振り返らずに ドアを開ける背中
それでいいんだと 街が囁く
名前も知らない 二人のエチュード
解けて消える 湯気の向こう
二度と会えなくても 構わないよ
この温度だけは ずっと消えない
言葉にしない 贅沢な距離で
僕らは自由になれる
同じ時間を 泳いだ証を
胸の奥底 そっと仕舞うだけ
(15 minutes of grace...)
(No words needed...)

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