栞
歌詞
埃を被った 本棚の隅 指先に触れた 懐かしい重み 一年越しの 再会は不意に 胸を締め付ける 鈍い痛み 明かりも点けずに ページを捲る 街灯の影が 部屋を掠める あの日で止まった 時間が震える 記憶の澱みが 静かに溢れる 三ページ目の 茶色い染み 君がこぼした 苦い名残り 「ごめん」と言えずに 飲み込んだ言葉 今もこの場所で 彷徨うままさ 冷えた缶コーヒー 握りしめて 冬の帰り道 二人で歩いて 袖を引く君の 小さな仕草 今はもう遠い 夢の続きで 無理に笑った 君の横顔 守れなかった 脆い約束 雨の音だけが 響く午前四時 戻れない場所 独りで見つめて 雨の音だけが 響く午前四時 戻れない場所 独りで見つめて 謝れなかった あの日の喧嘩 気づけなかった 君の変化 だらしない俺の 弱い言い訳 今も胸の中 刺さったままね 散らかった部屋 投げ出した本 君の優しさに 甘えてたんだろ 冷めた空気と 湿った沈黙 それが俺たちの 最後の記録 開いたままの 途中の台詞 君が愛した 物語の続き 俺だけがまだ 終わらせられずに 指でなぞるだけの 惨めな儀式 冷えた缶コーヒー 握りしめて 冬の帰り道 二人で歩いて 袖を引く君の 小さな仕草 今はもう遠い 夢の続きで 無理に笑った 君の横顔 守れなかった 脆い約束 窓の外は雨 街灯が揺れる 閉じたページに 涙が零れる 不器用な愛を 許して欲しい なんて今更 言えるはずもない 君の選んだ道 邪魔はしないよ この本を置いて 明日を歩こう 冷えた缶コーヒー 握りしめて 冬の帰り道 二人で歩いて 袖を引く君の 小さな仕草 今はもう遠い 夢の続きで 無理に笑った 君の横顔 守れなかった 脆い約束
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