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十三年周期の灯火

清緒(Kiyo)

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歌詞

霜の匂いが満ちる坂道
ひとつずつガス灯を点して
マフラーの毛玉を指でなぞり
私はまた山を登る
冷え切ったレンズを覗けば
あなたの鼓動が聞こえた気がした
手帳の折れ目はあの日のまま
暗い星の居場所を記してる
都会の空は明るすぎて
この小さな光は見えないかな
名前のない星を見つけた夜
指切りをした手の熱さだけが
今もこの胸を焦がしている
ふたご座が降るこの夜に
十三年目の巡り合わせを
知らずに私たちは別れたけれど
空を切る青白いその軌跡は
届かなかった祈りの形
あなたがいつか帰る場所を
迷わないように灯し続ける
私はここで歩き続ける
麓の町の灯りはまるで
地上にこぼれた星屑の群れ
望遠鏡の冷たい感触が
記憶の輪郭をなぞっていく
あの時飲み込んだ「さよなら」は
時を経て静かな覚悟に変わった
ページをめくる指先が震え
霜の白さが夜を深くする
約束なんて呪いと同じ
解けないまま抱きしめてきた
でも今夜流れる光の粒が
私の孤独を優しく解く
届くと信じて見上げている
ふたご座が降るこの夜に
十三年目の巡り合わせを
知らずに私たちは別れたけれど
空を切る青白いその軌跡は
届かなかった祈りの形
あなたがいつか帰る場所を
迷わないように灯し続ける
私はここで歩き続ける
遠く離れた街のどこかで
あなたも同じ空を見ていますか
言葉にできなかった想いたちが
銀河を渡る風になって
あなたの頬を撫でるように
柔らかな光が降り注いでいく
ふたご座が降るこの夜に
十三年目の巡り合わせを
知らずに私たちは別れたけれど
空を切る青白いその軌跡は
届かなかった祈りの形
あなたがいつか帰る場所を
迷わないように灯し続ける
私はここで歩き続ける
星の音に耳を澄ませて
消えない光を一つ点そう
次にこの空が巡る日まで
私は私の灯を絶やさない

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