瑠
歌詞
水深三十メートルの窓 斜めに差す光の糸 揺れる影はチェロの調べ 静寂だけが降り積もる 青い砂に指を沈めて 遠い記憶の輪郭をなぞる 砂に埋もれた貝の指輪 指先でそっとなぞれば 小さな傷が震えてる あの日が今 目を覚ます 冷たい水の感触に似た 切なさが胸を叩く 「またいつか」の約束は 泡になって溶けたけれど 光の粒に形を変えて この海を泳ぎ続ける 悲しみじゃない ぬくもり 喉の奥でそっと歌う 柔らかな諦観を抱いて 私は今ここにいる 揺らぐ光 透過する愛 沈む音に身を任せて 祈るように瞳を閉じる 透き通る青の境界線 潮風に溶けた塩アイス ひんやりと胸をかすめる 忘れたふりをしていたね 大人になった私へと 過去の自分が微笑みかける 許しを乞う必要はないと 浮き袋から漏れる吐息 真珠の筏を揺らして 届かなかった手紙たち 水底で眠り続ける 優しい嘘も本当の言葉も 等しく光を反射する 「またいつか」の約束は 泡になって溶けたけれど 光の粒に形を変えて この海を泳ぎ続ける 悲しみじゃない ぬくもり 喉の奥でそっと歌う 柔らかな諦観を抱いて 私は今ここにいる 深い深い息を吐いて 遠い船の音を聞いた 守れなかった言葉たち 抱きしめてもいいんだね 無音の海が包み込む すべてを許すように 「またいつか」の約束は 泡になって溶けたけれど 光の粒に形を変えて この海を泳ぎ続ける 悲しみじゃない ぬくもり 喉の奥でそっと歌う 柔らかな諦観を抱いて 私は今ここにいる 揺らぐ光 透過する愛 沈む音に身を任せて 祈るように瞳を閉じる 透き通る青の境界線 ゆっくりと水面を目指す フィンが水を捉える音 重力から解き放たれて 光の渦へ昇っていく あの日と同じ入道雲 空は眩しく広がっていた
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