shibuya kei

雨上がりの予報、十年前の僕へ

ソウジ(Souji)

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가사

郷土史の棚の隅
埃を被った詩集
指先が触れたのは
十年前の僕の影
最終ページをめくる
震える鉛筆の跡
まるで昨日のような
青い熱が残ってる

「雨の日は傘を忘れるな」
自分に宛てた注意書き
下駄箱の靴の向きまで
君への地図を描いてた

襟元に落ちた桜
氷が鳴るソーダの音
バスを待つ十二分間
沈黙さえ愛しかった
柔らかなハミングが
西日に溶けて消えてく
あの日の僕に会えた
図書室の午後三時

(Uh-uh, humming...)
(La-la, swinging...)
風がページをめくる
記憶のページをめくる

カフェの窓を流れる
小雨はもう止みそうさ
コーヒーは少しだけ
苦いのが好きになった
押し花になった花びら
文字は少し滲んでる
不器用な情熱が
今では少し眩しいよ

「傘はもう忘れないよ」
今の僕が呟いてみる
グレープフルーツの味は
今もまだ大好きなんだ

襟元に落ちた桜
氷が鳴るソーダの音
バスを待つ十二分間
沈黙さえ愛しかった
柔らかなハミングが
西日に溶けて消えてく
あの日の僕に会えた
図書室の午後三時

ナイロンの弦が弾む
ハーモニカが歌い出す
教科書には書けない
秘密の恋の抜け道
大人になるってことは
傘を持ち歩くこと?
それともこの寂しさを
笑えるようになること?

襟元に落ちた桜
氷が鳴るソーダの音
バスを待つ十二分間
沈黙さえ愛しかった
柔らかなハミングが
西日に溶けて消えてく
あの日の僕に会えた
図書室の午後三時

(Uh-uh, humming...)
(La-la, swinging...)
傘はもう忘れないよ
ソーダはまだ飲んでるよ
小さな奇跡を連れて
帰り道を歩き出す

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