銀
가사
雨上がりの林道 濡れた苔の表情 錆びたレールは光像 水たまりの群青 雨粒に映る影法師 知らない人の眼差し 雑誌の破片の愛おし 溶けた氷菓の証 ふわふわと滑り出す 銀の線を辿り越す 知らない過去を許す 春の靄に溶けだす 溶けてゆく 溶けてゆく 境界線 消えてゆく 片方だけの手袋 雑誌の文字はモノクロ 揺れるシタールの音色 夢と現の迷路 窓に滲む思い出 遠い誰かの口笛 壊れた傘のその行方 記憶の底の夕映え ふわふわと滑り出す 銀の線を辿り越す 知らない過去を許す 春の靄に溶けだす 風に乗る残り火の匂い 遠い夏の祈り 草の上に横たわり 光る雨の彩り ふわふわと滑り出す 銀の線を辿り越す 知らない過去を許す 春の靄に溶けだす 溶けてゆく 溶けてゆく 境界線 消えてゆく 雨粒の中 笑顔が咲く 知らないはずの 記憶が咲く
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