缶
歌詞
雨上がりの匂いが 部屋の隅に溜まった 開けた段ボールから 溢れ出した記憶が 給食のナプキン袋が お揃いの缶バッジが 指先に触れた 少しだけ冷たかった ほつれた糸の端 時間は止まったまま あの日の僕らが 笑いかけてきた 駄菓子屋の蛍光灯 低く唸るあの音 屋上で交わした夢を ぬるいコーラの魔法 「いつかバンドを組もう」 青すぎたあの日の約束を 今はもう遠い場所 優しい記憶の鼓動 レコードの溝を這う ノイズに身を任そう 時間は流れていく 僕らは歩いていこう 錆びた自転車の音に 夕暮れの帰り道に 100円の贅沢に 分け合ったアイス棒に 君の横顔に 揺れていた影法師に 全てが愛おしい 僕らの宝物に スマホの画面の中 君の名前を問う 検索の空欄に浮かぶ 白いままの空白 駄菓子屋の蛍光灯 低く唸るあの音 屋上で交わした夢を ぬるいコーラの魔法 「いつかバンドを組もう」 青すぎたあの日の約束を 今はもう遠い場所 優しい記憶の鼓動 窓を叩く雨で 乾いていくアスファルトで 忘れるわけじゃなくて ただ仕舞うだけで この箱を閉じて また今日が満ちて ナプキン袋を手に そっと元に戻し 少しだけ重い 明日のための荷物になり 君もどこかの街に 笑っていますように そんなことを思い 静かな午後三時に 駄菓子屋の蛍光灯 低く唸るあの音 屋上で交わした夢を ぬるいコーラの魔法 「いつかバンドを組もう」 青すぎたあの日の約束を 今はもう遠い場所 優しい記憶の鼓動
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