銀
歌詞
座席に残る甘い匂い 映写機回る、ガリガリ 暗闇の中で独りきり 光の糸が解け、走り フィルムの傷、チリ、チリ 意識は遠くへ、散り散り 揺れる麦藁、風の果て 千切れたブランコ、宙に浮け 落ちる水滴、スローで 時間は歪んで、止まれ (サ、シ、ス、セ……) 銀幕の傷が踊る 知らない記憶が降る 瞼の裏側、熱を帯びる 私は彼女に溶け込む 鏡のような、デジャヴ 時を止めて、見つめる (ポツリ、ポツリ) (カ、カ、カ、音の粒) (息を吐いて、吸って) (消える、消える) 鉄の肘掛け、冷たい味だ スクリーンの少女、笑った 右の頬に、黒い花 私と同じ、ほくろかな 指先が震え、固まった 過去の自分が、そこにいた セピアの街が揺れて 心はどこかへ、逃げて ノイズの波に、溺れて すべてを今、忘れて 銀幕の傷が踊る 知らない記憶が降る 瞼の裏側、熱を帯びる 私は彼女に溶け込む 鏡のような、デジャヴ 時を止めて、見つめる (掠れた歌声で) 「さよならだけが人生さ」 (突然の叫び) 嗚呼! 光が爆ぜて、散る 影が長く、伸びる (無音の数秒) 水滴の音、一滴 (逆再生のピアノ) 記憶の破片、一石 銀幕の傷が踊る 知らない記憶が降る 瞼の裏側、熱を帯びる 私は彼女に溶け込む 鏡のような、デジャヴ 時を止めて、見つめる (ポツリ、ポツリ) (カ、カ、カ、音の粒) (息を吐いて、吸って) (消える、消える)
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