銀
歌詞
錆びたシャッター 止まったレバー 埃のドール 眠るホール 黄ばんだプラスチック 静寂のクラシック 二十五年の沈黙が 重く積もったこの場所で 空が裂けて 青い火花 落雷の合図で 回路が目覚める 0と1の鼓動が 一斉に跳ねだす ブラウン管に滲む青 君の声が混ざる回路 空の模様 記憶の鼓動 レースゲームのハンドルは あの日の熱を宿してる 回る観覧車の影が 未来の空想を映し出す ピコピコ鳴る キラキラ光る ジャラジャラ溢れる クラクラ揺れる 叩け叩けモグラの頭 逃げる逃げる過去の彼方 謝罪の言葉はメダルの音 「ごめんね」さえもデジタル化 もしもあの時右なら左? もしもあの時イエスならノー? 「一度も失敗しなかったら」 なんてバグった問いかけループ コインのざらつき ノイズの瞬き 基盤の吐息が 夜を塗りつぶす 薄暗いダーツの隅で 夜風が頬を撫でる あの日のミスも傷も 今の私を創る 0と1のデータじゃない この温かい重さこそが 私が生きてきた 唯一の証拠なんだと (Vocoder Voice) キオク ハ ココ ニ アル キエナイ ヒカリ ト トモニ ソウ ステタモンジャナイ イマ モ 銀の雨が降り注ぐ コインの山が輝きだす データじゃない温かさが 指先に残っている レースゲームのハンドルは 今の私を導いてる 回る観覧車の影が 優しい夜明けを連れてくる ピコピコ鳴る キラキラ光る ジャラジャラ溢れる クラクラ揺れる 空が白んでいく 電源が落ちていく ブラウン管の光が ゆっくりと溶けていく だけど耳の奥には 君の笑い声が 確かに響いている 階段を下りる足取り 少しだけ軽くなる
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