深
歌詞
水圧に抱かれ 眠る砂の庭 静寂が透き通る 深い海の底 見つけたのは 真っ白な貝殻 微かな音色が 耳をかすめて 解ける記憶の 重い扉 虹色の真珠層 光を反射して あの日失くした 夏の宝物 おばあちゃんの 温かな手のひら 今もここで 息づいている 揺れるプランクトン 夜光虫のダンス 青い闇の中 そっと煌めく 臨海学校の 波打ち際で さらわれた想い出 泣いていた子供 数十年を 飛び越えて出会う 錆びたネジさえ 愛おしく響く 途切れ途切れの 古い子守唄 貝殻のオルゴール 時を止めたまま 失くしたはずの 愛を奏でる 小さな泡が 光の粒になり 深い青を 染めてゆくから 届かなかった 言葉の数々 銀色の雫に 姿を変えて ゆらゆら揺れ 空を目指すよ さよならじゃなく 祈りのように ダイビング・スーツ越し 伝わる鼓動 冷たいはずの この場所で 不思議なほど 胸が熱くなる 過去と現在が 溶け合う瞬間 虹色の真珠層 光を反射して あの日失くした 夏の宝物 おばあちゃんの 温かな手のひら 「ありがとう」と 海へ放つよ 揺れるプランクトン 夜光虫のダンス 青い闇の中 永遠を抱く
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