蝕
Testo
硝子の肌に 月が刺さる 百年の眠り 時が止まる 錆びた螺旋 独り登る 影は長く 闇を飾る 呼吸さえも 凍る夜に 僕は独り 過去を綴る 歯車の軋む 嘆きの旋律 刻まれた紋章 嘘の真実 蒼い血が ひび割れから漏れる 記憶の毒が 喉を焦がす 月蝕の夜に 朱く染まれ 祈りは空へ 高く放て 忘れられた 王国の夢 永久の檻で 僕は揺れる 光を失くした 天上の調べ 孤独を抱いて 独り踊れ 堕ちてゆく 意識の果てへ 消えてゆく 記憶の底へ 嗚呼 誰も知らない この罪の 重さを 沈黙の鐘 響かぬまま 硝子の瞳 閉じぬまま 安息という 名の犠牲 誰も知らぬ 罪の行方 塵に塗れた 玉座の跡 風が笑う 虚無の園 崩れ落ちてゆく 砂の城壁 繰り返される 無慈悲な衝撃 愛した人さえ 貌を忘れる 冷たい涙が 頬を流れる 月蝕の夜に 朱く染まれ 祈りは空へ 高く放て 忘れられた 王国の夢 永久の檻で 僕は揺れる 光を失くした 天上の調べ 孤独を抱いて 独り踊れ 狂おしいほど 静かな畏怖 崩れゆく 理想の皮膚 孤独さえ 神々しく 最果ての 愛を抱く 時は満ちて 歯車は止まる 終わりを告げる 鐘が鳴る 血塗られた記憶 捨て去った平穏 硝子の体で 僕は見つめる 月蝕の夜に 朱く染まれ 祈りは空へ 高く放て 忘れられた 王国の夢 永久の檻で 僕は揺れる 光を失くした 天上の調べ 孤独を抱いて 独り踊れ 永遠に 終わらない この夜の 向こう側 誰もいない 時計塔で 僕だけが 生きている
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