math rock

零点三秒の余白

ソウジ(Souji)

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Lirik

規則正しく動く階段
五分で区切られた判断
誰もが同じ歩幅で歩く
舗道のタイルだけが浮く
僕だけが知る一拍のズレ
静かな優越を秘めて揺れ

錆びた鉄扉の奥へ
街灯が消える前の影
インクの擦れた校正表
星の軌道が描く模様

零点三秒の空白を拾う
世界の脈動を正してゆく
ビルの隙間の小さな渦
高揚の熱が指を這う
完璧な時刻へと戻す
規格外の今を刻みだす

秒針が跳ねる
リズムが溢れる
誰にも見えない
光を繋いで

タイプライターの乾いた音
規格外の時間を切り取ると
五分刻みのスケジュール帳
そこには載らない秘密の鼓動
靴の下で鳴る確かな違和感
誰も気づかない朝の予感

壁の時計が急ぐ
空気の粒が泳ぐ
公の時刻から外れて
僕は静寂を抱きしめて

零点三秒の空白を拾う
世界の脈動を正してゆく
ビルの隙間の小さな渦
高揚の熱が指を這う
完璧な時刻へと戻す
規格外の今を刻みだす

狂いこそが世界を動かす
知的な諦観が胸を刺す
雑踏のリズムに飲み込まれ
掴んだ断片は風の群れ
一日の業務が終わりを告げ
孤独な影が街へと溶け

カチ、カチ、カチ、と
ズレていく ズレていく
僕だけの 秘密の 拍子

全ての音が重なり合う
街は目覚め光を纏う
だけど胸の奥で跳ねる
校正できない僕が揺れる
この拍動だけは譲れない
誰にも暴けはしない

零点三秒の空白を拾う
世界の脈動を正してゆく
ビルの隙間の小さな渦
高揚の熱が指を這う
完璧な時刻へと戻す
規格外の今を刻みだす

秒針が跳ねる
リズムが溢れる
誰にも見えない
光を繋いで

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