city pop

琥珀色の15分

ソウジ(Souji)

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Lirik

終電を三本見送った
雨上がりの木曜深夜
高架下のネオンサイン
水たまりに溶けてにじむ
濡れた点字ブロックが
黄色い光を反射して
アスファルトの匂いが
夜の隙間に立ち昇る

コンビニの白い照明
浮かび上がったその横顔
八年前のあの夏が
不意に鼓動を叩いた
足が止まる 息を呑む
名前を呼ぶ 震える声で

琥珀色の十五分間
僕らは大人になったね
触れ合わない指先で
夜風をそっと飲み干す
懐かしい痛みが今
ステップを踏み始める
サヨナラは言わないで
ただ静かに揺れていたい

(Ooh, Neon nights)
(Ooh, Midnight drive)
揺れていたいだけ

自販機の赤いランプが
僕らの影を長く伸ばす
温かい缶コーヒー
指に残る熱を確かめ
縁石に腰掛けてさ
他愛ない近況を話す
君のジャケットの襟元
あの日のシャンプーの香り

消したはずの連絡先
今はもう聞かないけれど
別々の暮らしの音が
夜の静寂に混ざる
「元気そうでよかった」と
君が少しだけ微笑む

琥珀色の十五分間
僕らは大人になったね
触れ合わない指先で
夜風をそっと飲み干す
懐かしい痛みが今
ステップを踏み始める
サヨナラは言わないで
ただ静かに揺れていたい

遠い貨物列車の音
鉄の橋が低く響く
一瞬だけ触れた記憶
すぐに現在へ戻される
繋ぐ手はもう持たずに
笑顔だけを交換して

雨はもう上がったのに
頬が少し冷たいのは
夜風のせいにしておこう
二度とは会わない約束

右と左に分かれて
止めたタクシーのドアが開く
振り返らずに乗り込み
反対の空へ走り出す
テールランプの赤色が
闇の向こうへ消えていく

琥珀色の十五分間
僕らは大人になったね
触れ合わない指先で
夜風をそっと飲み干す
懐かしい痛みが今
ステップを踏み始める
サヨナラは言わないで
ただ静かに揺れていたい

(Ooh, Neon nights)
(Ooh, Midnight drive)
揺れていたいだけ
(Ooh, Neon nights)
(Ooh, Midnight drive)
消えていく赤色

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