ラスト・レゾナンス
ソウジ(Souji)58 diputar
埃まみれの書架の隅 指が触れた冷たい闇 前世で灼けた本の記憶 胸の奥を今も急かす 裂けた紙片を癒やす力 違和感さえ武器に変えて 僕はここを選び取る 無音の軍勢が迫る 言葉を奪う霧の中 誰かの想いが灰になるなら この身の痛みなど構わない 叫べ 魂の鼓動を! 走れ ページの海を越えて 消えそうな声を拾い集め 空が裂けても 離さない 物語はまだ 終わらせない 羊皮紙に刻む 確かな熱 不完全な今日を 愛してる 世界が黙り込む その前に 僕が君の声を 繋ぐから 消えはしない インクの残り香 明日へ続く インクの香りが導く 君と肩を並べる道 剣を抜くその横顔に 小さな温もりを見つけた 置いてきたはずの後悔も 今は栞に挟み込んで 共に未来をめくろう 完璧な静寂なんて ただの空っぽな嘘だろう? 掠れた文字に宿る吐息を 守り抜くと誓ったんだ 響け 絶望の淵から! 踊れ 荒れ狂う風の中で 散らばる記憶を抱きしめて 黒い霧に 溶かされても 真実だけは 汚せない 不格好な夢 抱えたまま 一文字ずつ 命を吹き込め 世界が光を 失うまで 僕は盾となって 立ち向かう 綺麗なだけの楽園より 泥にまみれた今がいい 涙も 傷も 汚れも全部 生きた証の 欠片だから いつか僕も 物語の 一頁(ページ)になるとしても 静寂を切り裂け 記憶を呼び覚ませ 止まらない 終わらせない 僕らの声を! 走れ ページの海を越えて 消えそうな声を拾い集め 空が裂けても 離さない 物語はまだ 終わらせない 羊皮紙に刻む 確かな熱 不完全な今日を 愛してる 自分という名の 最終章に 全力で生きた 証を記せ! 繋いでいく 僕らの物語 終わらない
Memuat…