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湯気の向こう、永遠の欠片

ソウジ(Souji)

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Lirik

十二年ぶりの坂道
オレンジの風が吹く
のれんが揺れる音
あの日のままの場所
鍵をかけたはずの
記憶が解けてゆく

磨り減ったタイルの床
冷たい感触が残る
番台の割れたメガネ
時間が止まったみたい

湯気の中に笑い声
当たり前の永遠を
信じていたあの夏
胸の奥が熱くなる
失くして気づく宝物
君に言えなかった言葉
今なら届く気がした

ふわりと 揺れる
記憶の 残り香

スイカを分けた縁側
種を飛ばして笑った
祖父のヘタクソな冗談
響く高い天井
すりガラスの模様が
足元を染めてゆく

閉店を告げる文字
寂しさは優しさになる
不器用な僕たちの
幼い日々を包む

湯気の中に笑い声
当たり前の永遠を
信じていたあの夏
胸の奥が熱くなる
失くして気づく宝物
君に言えなかった言葉
今なら届く気がした

「ありがとう」の一言
喉に詰まったままで
大人になったけれど
この温もりがあるから
僕は明日を歩ける
優しく手を繋いで

湯気の中に笑い声
当たり前の永遠を
信じていたあの夏
胸の奥が熱くなる
失くして気づく宝物
君に言えなかった言葉
今なら届く気がした

ふわりと 揺れる
記憶の 残り香

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