shibuya kei

栞の指す方へ

ソウジ(Souji)

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गीत

昨夜の雨が 残した鏡
アスファルトに 映る空色
セージグリーンの 防水コート
足早に過ぎる 人の波
古い書店の 軒先を借り
埃とインクの 匂いに巻かれ
僕はただ 時を待っていた

風に踊る ライブのチラシ
インディージャズの 掠れたロゴ
足元に 落ちた詩集
黄ばんだ ページの中
数行の言葉が 胸を叩く

予定調和を 踏み外して
挟まれた半券 握りしめる
ハ長調の 陽射しが跳ねる
軽やかな ステップで
知らない路地へ 舵を切る
小さな冒険が 今始まる

スイングする 街の鼓動
僕だけの ペースで

角を曲がれば 遠い響き
路地裏に 溶けるトランペット
ローズの鍵盤 揺れる午前に
5弦のベースが 遊びだす
日常の 隙間に滑り込む
偶然という名の 贅沢なギフト
少しだけ 肩の力を抜いて

ライブハウスの 名前をなぞり
地図を持たずに 歩き出そう
見慣れた 景色さえ
今は 違って見える
予感に背中を 押されながら

予定調和を 踏み外して
挟まれた半券 握りしめる
ハ長調の 陽射しが跳ねる
軽やかな ステップで
知らない路地へ 舵を切る
小さな冒険が 今始まる

ドラマチックな 事件はないが
心がふわりと 浮き上がる
ブラスの和音が 重なる頃に
僕は 扉の前に立つ
予定のない 週末の午後
それだけで 完璧なストーリー

予定調和を 踏み外して
挟まれた半券 握りしめる
ハ長調の 陽射しが跳ねる
軽やかな ステップで
知らない路地へ 舵を切る
小さな冒険が 今始まる

スイングする 街の鼓動
僕だけの ペースで
心地よい 自由のなか

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