非
गीत
夜明けの赤 冷えた高架 歪む自販機の下 凹んだ缶の軽さ 誰もいない場所の朝 通り過ぎる影の淡さ 消え残る星の瞬きが 足元を照らした 白い息 揺れるアシ 鉛筆の芯の減り 君の靴のほつれ位置 冷たい空気 重ねた日々の意味 ずれていく足音 錆びた線路の跡 僕だけが知る過去 揺れているよ今も あの日の歌の事 一人で呟こう 正解のないビート 静かに響きそう 校正の端数 赤ペンで消す 暗い夜の宇宙 自転車のベルが鳴る 終わらない仕事中 少しだけ目を閉じる 思い出がまた浮く 懐かしいメロディを歌う 川沿いの風 消えかけた影 それぞれの道の上 ずれた拍子を愛せ 戻れないあの晴れ 静かに手を振れ 変わらないあの音 遠ざかる日の事 僕だけが持つノート 薄紫に染まろう 途切れないこの鼓動 夜明けをただ待とう 不揃いなステップも 愛しく思えるよ 正解なんて無い 一人きりの世界 それでも暖かい 小さな花の青い 忘れていく痛み 残されたこの日 静かに息を吸い 明日へ歩き出したい ずれていく足音 錆びた線路の跡 僕だけが知る過去 揺れているよ今も あの日の歌の事 一人で呟こう 正解のないビート 静かに響きそう
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