グ
गीत
朝五時の街はまだ少し眠い 湿った空気がやけに煙い ビニールの音がリズムを刻む 半年分の埃を刻む 水たまり 映るピンクの空 独りで歩く 街の端を ほら タクシーの窓 弾ける水滴 君のストーリー 通知は無視 冷たい風が 頬を撫でる位置 戻れない場所 遠くなる街 後悔はない 忘れたくない 戻りたいわけじゃない 痛い ポケットの中 リップの香り レシートの文字 君に似た横に 朝焼けに溶ける 弱い自分を 連れ去って 遠くへ 魔法を ビニールの音 響く早朝 君がいない街 独りの表情 ピンクの空に 溶ける感情 これでいいと言い聞かす現状 ポケットの中 探る指先 終わったはずの 二人の物語 蓋を開ければ あの頃の距離 狭いワンルーム 戻れない二人 今の生活も 悪くはないし 新しい靴で 歩けてるし 強がりじゃない 本当に でも数秒だけ 揺れる心に タクシーの窓 弾ける水滴 君のストーリー 通知は無視 冷たい風が 頬を撫でる位置 戻れない場所 遠くなる街 後悔はない 忘れたくない 戻りたいわけじゃない 痛い ポケットの中 リップの香り レシートの文字 君に似た横に 朝焼けに溶ける 弱い自分を 連れ去って 遠くへ 魔法を シャッター閉まった ラーメン屋の角 あの日並んだ 記憶の跡 タクシーのメーター刻む 運賃 君に会いたくなる ほんの一瞬 窓の外 流れる街灯 答えなんてない 今日の回答 ビニールのタグ 指でちぎって 新しい朝を また生き切って 「もう連絡しない」 決めたのに グレーのパーカー 綺麗なのに 朝の静寂が 決意を溶かし 想い出だけが 心を濁し 後悔はない 忘れたくない 戻りたいわけじゃない 痛い ポケットの中 リップの香り レシートの文字 君に似た横に 朝焼けに溶ける 弱い自分を 連れ去って 遠くへ 魔法を
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