shoegaze

水底の欠片

ソウジ(Souji)

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Paroles

コンクリートの壁
飛び込みの跡
白く乾ききった
排水溝の底で
銀紙が揺れてる
鈍い光を放って

誰かのビート板
色あせた青色
置き去りのままで
風に吹かれてる
名前も消えかけた
あの日の僕らみたいに

夕暮れ時の水面
反射した光の筋
揺れていた影が
今も消えないまま
胸の奥の方で
静かに疼いている

二度と泳げない
あの水の感触
記憶は形を変えて
決して乾かない
君との約束が
波紋のように広がる

透き通る痛み
触れられない熱
透明なままの
僕らの夏休み

錆びたフェンス越し
揺れる陽炎
足首を浸した
あの冷たさはもう
どこにもないけれど
肌に残っている

言葉にできない
微かな温度の残り香
拾い上げるたび
指が震えてしまう
形を失くしても
ここにあるんだね

音が重なりだす
チェロが低く鳴り響く
地層のような厚みで
僕を包み込んで
雨音が濁流に
変わっていくグラデーション

光が溢れる
変ロ長調のクライマックス
轟音の中で
君の名前を呼んだ
届かなくてもいい
この震えが証だから

二度と泳げない
あの水の感触
記憶は形を変えて
決して乾かない
君との約束が
波紋のように広がる

歪んだギターの海
深く沈んでいく
後悔も優しさも
すべて溶け合えばいい
二度と会えなくても
忘れることはないから

跡地に生えた雑草
風に揺れている
西日が沈んだら
夜がやってくる
静寂の淵に立ち
僕は息を吸い込む

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